鎌倉期から戦国期に見える村名で、和泉国日根郡日根荘の4ヵ村の一つ。樫井川上流、現在の土丸・大木付近に比定されています。1234(文暦元)年の『日根荘諸村田畠在家等注文案』に初めてその名がみられ、また1316(正和5)年の「和泉国日根荘日根野村絵図」にも村名が記されています。九条家との関わりも大きく、土丸・大木付近は幾度か歴史的舞台となりました。なお、入山田という地名は、江戸時代にも使用されていました。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 21ページ)
参照→
樫井川,
日根荘,
日根荘絵図,
日根野村