江戸時代の豪商食野家が所有していた蔵。いろは蔵ともいいます。かつては海岸一帯にずらりと建ち並び、威容を誇っていました。現在でも約10軒程の蔵が残されています。食野家の隆盛ぶりはもちろんのこと、江戸時代の佐野の繁栄ぶりを伝えてくれる建物で、その一部は住居やタオル工場、倉庫などに利用されています。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 22ページ)