岡本、樫井東の秋祭りで曳行される山車(だし)の一種。大屋根、小屋根や彫物はだんじりと変わりありませんが、台車は大八車式の大きな二輪車で、回転や操作が容易なことが特徴です。秋祭りの本番にはやぐら節が引き手みなで唄われ、笛の音曲も多彩など素朴ななかにも音楽性の豊かなことではだんじりをしのぐ秋祭りとなっています。やぐらは樫井川以南で使用される山車ですが、岡本、樫井東のほか、田尻町の吉見が北限になっています。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 219ページ)
参照→
だんじり,
秋祭り