あきまつり
■ 秋祭り
市内集落で氏神の例祭を中心に、10月9、10日に行われる収穫感謝の祭り。もともとは各集落とも独自の祭日に行われていましたが、祭礼の簡素化などの時代の要請があって市内全体がこの日に統一されています。祭りの呼び物は町内を練りまわるだんじりややぐらです。このなかでもだんじりがもっとも多く、市内の多くの町会で曳行されます。担いだんじりは大木の3地区で交替で担がれます。やぐらは岡本、樫井東の2地区で曳行されます。このように祭りの山車(だし)が3種類もあることでも、本市の秋祭りは数ある泉州の祭りのなかでも随一の多彩さを誇っています。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 5ページ)