本市土丸から熊取町にかかる標高314メートルの里山。城(じょう)の山とも呼ばれる土丸山とあわせて、全体を雨山と呼ぶのがふつうです。少し低めの土丸山と連なる姿は、市街地からはフタコブ型にも見えます。山頂からの眺望はすばらしく、眼下に泉南の平野や丘陵、点在する溜池、さらに海岸線の向こうには泉州空港(関西国際空港)が見えます。土丸山頂には南北朝時代の城跡を示す顕彰碑が立てられ、雨山山頂には雨乞(ご)いの祈願・祈祷(きとう)が行われたといわれる雨山神社の社(熊取町)があります。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 6ページ)
参照→
関西国際空港,
土丸城