慈眼院の本堂横、日根神社の参道にある早咲きの桜の老樹。弘法大師が立てた杖が成長して桜になったという伝説があります。江戸時代には、泉南の名所として多くの花見客で賑わったといわれており、『和泉名所図会』にも紹介されています。主木はすでに枯れ、その根元から「ひこばえ」が三本生えて成長しており、美しい花を咲かせています。府の天然記念物に指定されています。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 82ページ)