『河内名所図会』などを記した秋里籬島によって、1796(寛政8)年に編纂(へんさん)された名所案内本。観光地案内やいい伝え、当時の人々のいきいきとした暮らしの様子などが描かれたイラスト付きガイドブックです。全4巻から成立しており、1・2巻に大鳥郡、3・4巻に和泉郡と泉南郡が記載されています。本市域に関しては、第4巻に「蟻通神社」や「七宝滝寺」など21の項目が挙げられています。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 14ページ)