樫井川から取水し、慈眼院の境内を通り、十二谷池まで続く用水路のこと。水の得にくい日根野原野の開発のために開削されましたが詳しい年代はわかりません。何段階かにわけて開削され現在のようになったことも考えられます。井川の取り入れ口は海抜55メートル、十二谷池の方は50メートルとその差は5メートルにすぎず、約3キロメートルもの距離をこのわずかな高度差で水路を通した技術は今から見ても見事としかいいようがありません。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 220ページ)
参照→
樫井川,
慈眼院