とうろうまつり
■ 灯籠祭り
六角形の灯籠を紙でつくった神輿を担いで町内をまわる夏祭り。現在は市内では新家町のみで行われます。同町内の子供会と子供育成会のお母さん方は1メートルたらずの六角形の木枠を組んだものに紙を張って灯籠みこしをつくり、五穀豊饒、交通安全などの願いごとを書き、周囲に飾りをつけます。7月中頃の日曜日に担ぎだして、町内の各家を次のような祭り音頭を唄って回ります。
新家なー貝田よー並びの在所
中にさんまい それさ 仲よかろうよ
セーロジャ マーロジャ
大木では秋祭りに子供会の行事として数年前に復活しました。この灯籠祭りはかつては、市内の農村部では田植え後の青年の行事として多くの集落で行われていました。日根野では春の青年の行事として盛大でした。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 155ページ)