犬鳴渓谷のすぐ背後にそびえ立つ尖頭の頂きを持ったよく目立つ峰。標高553メートルのこの山は遠く海上からでもよく見え、昔大阪湾を航行する船が方向を定める目印にしたといわれています。灯明ヵ岳一帯は修験者の行場でもあり、数多くの表行場、裏行場がありますが、現在では地理に詳しい人の案内なしでは、この行場巡りは難しいといわれています。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 154ページ)