泉佐野市立図書館
いずみさのなんでも百科
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おがみじんじゃ

■ 意賀美神社

上之郷中村にあり、上之郷の氏神。10世紀前期の延喜式神名帳に記されている古社で、祭神は高おかみ神(たかおかみのかみ)。同神社は古来雨乞(あまごい)、雨止に霊験があると伝えられていますが、祭神も文字通り水と雨をつかさどる神がまつられています。なお、武塔天神(ぶとうてんじん)をまつると記す文書もあります。 1442(嘉吉2)年に建立された神殿は市内最古で、一間社春日造、桧皮葺(ひわだぶき)の屋根をもち、組物や扉に極彩色をほどこされた華麗なものです。 1950(昭和25)年に国の重要文化財に指定されました。境内社として弥栄神社と若宮神社(谷口天神)の神殿が両わきに並んでいます。
(高おかみ神の「おかみ」は「あめかんむり」に「龍」)
(出典:『泉佐野何でも百科』  泉佐野市役所  1994年  35ページ)