湊にあった幕末の佐野の文人を代表する里井浮丘の別邸。浮丘は儒者(じゅしゃ)である篠崎小竹に頼んで『狭芳園記』を作ってもらっています。浮丘はここに貴重な書画を所蔵していたので、多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)が訪れたといいます。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 69ページ)