「府営泉佐野市外1力町用水改良事業」として、1942(昭和17)年に着工されたかん漑用水路。戦争による資財や労力の不足、戦後の混乱などのため工事は一時中断しましたが、1950(昭和25)年に再開され、1957(昭和32)年に完成しました。稲倉池を親池に、大細利池、唐池、布池、末広池などの小池を結び、中央で流量を調整しながら関連する農耕地約166ヘクタールを潤しています。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 17ページ)