1892(明治25)年、太鼓機は上瓦屋で大工を営む松浪米蔵によって発明されました。これは太鼓型の胴に砂を入れたもので、太鼓胴に巻かれた経糸は常に緊張が均一に保たれ、ちょんこ機で織ったものよりも品質が著しく向上しました。このことから太鼓機は泉州一円に普及し、兵庫県においても使われるようになりました。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 134ページ)