木炭は人々にとって米などを手に入れるための重要な物資であり、本市でも戦前まで炭焼きが行われていました。とくに大木・土丸で盛んに行われ、古くから佐野へ薪炭を運んでいました。現在でも大木、土丸にかま跡が数ヶ所残されています。1990(平成2)年には、泉佐野市森林組合がかまを復元して炭を焼くなどして伝統産業の復興に努めています。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 126ページ)