日根野の平地部にあった溜池。鎌倉時代初期の1234年には存在が確認されています。凹地を利用して築かれており、湧き水などをたくわえることによって荒野の水田開発に利用されたと同時に、夕立などこの一帯での増水分がこの溜池に注ぎ込む遊水機能も果たしていたと思われます。土地区画整理事業によって埋め立てられました。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 123ページ)