かすがじんじゃ
■ 春日神社
春日町にあり、宝亀年間に坂上田村麿が三笠山の春日神社(奈良県)の神を勧請したのが起源と伝えられる古社。天授2年(1376)に坂上正研澄が社殿を建立しました
が、応永の乱(1399)の時兵火にかかりました。
その後豊臣秀吉の根来寺攻めの時に再び焼失し、後に地元の人々により再建され佐野の総社となりました。本殿は隅木(すみき)入一間社春日造、軒唐破風(のきからはふ)であり、江戸時代中期のものと考えられています。7月23、24日が夏祭りで、3基の太鼓台が勇壮に街をねり回ります。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 52ページ)