日根野東上にあり、延喜式神名帳に記載されている古社。別名溝口大明神ともいわれ、現在は日根神社境内にあります。神功皇后の新羅遠征のとき、皇后軍を助けてともに帰国したのが溝口大明神といわれています。祭神は大日霊貴命と玉依姫(または須佐王命)とされていますが、地元では溝口大名神の名のとおり水源の神として祀られてきました。本殿は一間社春日造、室町時代の様式を残す桃山時代の建立と考えられており、府指定文化財となっています。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 188ページ)
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日根神社