〔1567−1615〕豊臣秀吉の家臣加藤嘉明に仕え、文禄・慶長の役、関ケ原の戦で数々の功名をあげた武将。一時、退身して僧となっていましたが、招かれて大坂城に入りました。大坂夏の陣の樫井合戦で友軍の岡部大学と先陣を争い、浅野長晟軍との戦いに破れ討死しました。樫井の紀州街道沿いには彼の武勇をたたえるために紀州藩士小笠原作右衛門が建てたという五輪塔があり、今も香花が絶えません。 (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 175ページ)