泉佐野市立図書館
いずみさのなんでも百科
お探しの項目の50音のところでクリックするとその音で始まる項目の一覧ページになります。索引を飛ばして本文を読みたい場合はここでクリックしてください。
図書館トップ >> 郷土・行政メニュー >> いずみさのなんでも百科
からかねばいしょ

■ 唐金梅所

〔1675−1738〕佐野を代表する文人の一人。通称を喜右衛門といいます。食野家に生まれ、後に唐金家の養子となりました。彼が常に梅を愛していたことから、梅所を号したといわれています。 生来学問を好み詩文にたけ、新井白石、伊藤東涯、祗園南海などの有名な磧学者と交流がありました。彼が建てた「垂裕堂」落成の時には、前記詩友のほか有名な詩人から詩が送られ、彼はそれをもとに『垂裕堂八景』を編纂しています。この他の著書としては詩集「梅所詩稿」2巻などがあります。 現在彼の墓は、佐野共同墓地にある食野家の墓域にあります。
(出典:『泉佐野何でも百科』  泉佐野市役所  1994年  56ページ)

参照→食野家唐金家