中大木にあり、正式には宝陀山禅性院禅徳寺といい、十一面観音を本尊とする曹洞宗永平寺派の寺院。創建年代は不明ですが、1694(元禄7)年の寺社帳には、1603(慶長8)年禅がん和尚の開基とあります。創建当初は臨済宗の寺院でしたが、明暦年間曹洞宗の僧石峰蘭緒が伽藍を再建し、次いで中興の祖である月舟禅師が曹洞宗に改宗させました。 (禅がん和尚の「がん」は「りっしんべん」に「元」) (出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 130ページ)