なんかいじしん
■ 南海地震
1946(昭和21)年12月21日に紀伊半島南方から四国沖に起こった巨大地震で、マグニチュードは8.1にまで達しました。被害は西日本各地にわたり、死者1,330人、負傷者2,632人、行方不明者102人、家屋の全壊・焼失14,189戸と、終戦直後の日本に大きなダメージを与えました。またこの地震によって発生した津波は、伊豆半島より九州にいたる沿岸で4〜6メートルにも達し、家屋流失1,451戸などの被害を生じました。紀伊半島中西部では10〜30センチメートル地盤が沈降し、四国および紀伊半島の陸地で南東に1〜3メートル水平移動したことが知られています。市内でも、民家などに大きな被害を受けました。
(出典:『泉佐野何でも百科』 泉佐野市役所 1994年 164ページ)