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泉佐野市立図書館運営方針


平成 8年5月18日施行
平成17年1月27日改正

<はじめに>

平成8年5月に中央図書館がオープンして以来、泉佐野市立図書館では図書館法の精神に基づいて運営の基本方針を定め、サービスを行ってきました。新しい図書館は多くの市民に親しまれ、これまで飛躍的な成果をあげてきました。サービス実績は、平成11年度には人口10万人未満の市区で貸出冊数全国4位、予約件数全国3位にまで達しました。しかし、平成11年度をピークに資料費もサービス実績も年々低下傾向にあります。

近年、図書館をとりまく環境が大きく変化し、とりわけIT(情報通信技術)のめざましい進歩など社会情勢の変化は著しく、また、図書館政策においては、平成13年に文部科学省から「公立図書館の設置及び望ましい基準」(※参考資料(5)参照)が示されました。そのような新しい環境のもとで、図書館に要求される機能はより多様化・高度化しています。

図書館は、地域社会の教養、調査研究、レクリエーションなどに資することを目的として図書、記録その他必要な資料を収集・蓄積し、求められた資料や情報は誰にでも公平に利用する機会を与える施設です。

現在の高度情報通信社会において、図書館は電子化された新しい資料・情報や新技術を活用したサービスへの市民のニーズに適切に対応していくことが求められています。

このことから、本市の図書館サービスを時代に即し創造的に展開するための基本方針を次のとおり定めます。


<基本方針>

1.地域の情報拠点

  • 図書館の基本的な役割-資料・情報の提供
  • 地域の人材を育む社会基盤
  • 生涯学習の支援

図書館は、市民が考え、学び、自分で決定していくための資料・情報を無料で提供することにより、市民の知的自由を公的に保障するという役割を担っています。

市民の求める資料・情報を提供するために、図書館は新鮮な資料を豊富にバランスよく収集し、大人、子ども、高齢者、障害者、在住外国人などあらゆる人々に応じたきめ細かなサービスを提供します。

専門的職員は、新しい技術や方法を積極的に取り入れ、紙媒体による資料・情報と、電子化された新しい資料・情報とを有機的に連携させ、市民の高度で多様な要求に適切に応えていきます。

図書館は、基本的なサービスを充実することで、個人の自立と住みよい地域社会の発展に貢献し、地域の人材を育む社会基盤となります。そして、市民が必要とする情報を提供するとともに情報活用能力を育成し、市民の情報格差(デジタルデバイド)の解消に積極的な役割を果たします。

図書館は、自ら学び自ら高めようとする市民の生涯学習への意欲を支援し、知的な出会いの場として、さまざまな活動の情報拠点となります。インターネットなどの情報通信技術を活用することにより、「地域への情報提供」にとどまらず「地域からの情報発信」をするという、「地域の情報拠点」として機能していくことをめざします。


2.市民の本棚

  • 心地よい居場所としての図書館
  • 生涯学習の場
  • 豊かな地域社会の創造

図書館は市民の本棚として、気軽に利用でき、ゆったりと時間をすごせる心地よい居場所です。また、生涯にわたって学びたい創作したいというさまざまな思いを実現するところでもあります。

市民が学び、余暇を楽しむ場として、充実した図書館の存在は、市民の心を豊かにし地域の魅力を高めます。図書館は豊かな地域社会の形成に貢献します。





参考資料
  • 『図書館の情報化の必要性とその推進方策について-地域の情報化推進拠点として-(報告)』
    (生涯学習審議会社会教育分科審議会 計画部会図書館専門委員会 平成10年10月27日)
  • 『新しい情報通信技術を活用した生涯学習の推進方策について~情報化で広がる生涯学習の展望~(答申)』
    (生涯学習審議会 平成12年11月28日)
  • 『2005年の図書館像~地域電子図書館の実現に向けて~』
    (地域電子図書館構想検討協力者会議 平成12年12月)
  • 『公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準について(報告)』
    (生涯学習審議会社会教育分科審議会 計画部会図書館専門委員会 平成12年12月8日)
  • 『公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準(告示)』※
    (文部科学省 平成13年7月18日)