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近代文学つまみぐい



泉佐野電子図書館では、新しい本はもちろん、多くの名作が読めることはご存じですか?
長年愛されている本が劣化していない状態で読めるのも、電子図書館の魅力の一つです。
そんな名作たちをちょっとずつ読んでみようというのがこの「近代文学つまみぐい」
古き良き名作たちとの出会い、そして再会を、心行くまでお楽しみください。

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恋愛小説。その歴史は深く、世界最古と言われている作品は、なんと古代ギリシアで書かれた『ダフニスとクロエ』だと言われています。
今年は大河ドラマで取り上げられている『源氏物語』も話題ですね。 もちろん近代文学にも素晴らしい作品がたくさんあります!

夏目漱石
1867年2月9日生まれ。明治末期から大正初期にかけて活躍し、正岡子規らと共に「余裕派」と呼ばれました。 1984年から発行されている千円紙幣の肖像として、私たちの生活にも馴染みのある作家です。 夏目漱石の恋愛小説といえば前期三部作にも含まれている『三四郎』や『それから』が有名です。

川端康成
1899年6月14日生まれ、大阪府出身の作家です。 「新感覚派」の作家として知られ、多くの文学賞のほか、日本人で初めてノーベル文学賞も受賞しています。 『伊豆の踊子』は高校国語の教科書に採用されていることもあり、読んだことのある人は多いのではないでしょうか。


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温かい飲み物を片手に電子図書館で文豪の描く様々な恋を堪能してみてはいかがですか? 現代の恋愛小説や文豪自身のエピソード等が読める本もご用意しています。 ちなみに、泉佐野市には「恋」にまつわる素敵な場所もあります。お天気のいい日はぜひ足をのばしてみてください。


恋人の聖地「LOVE RINKu」
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令和元年に設置された、りんくう公園内にあるモニュメントです。 大阪湾に面しており、関西国際空港へ離着陸する飛行機を一望できます。 フォトウェディングにも人気のスポットです。 画像名
「日根神社」
日本唯一の「枕」の神社です。その歴史はとても長く、和泉国五社の1つに数えられています。 縁結びや子授け、安産や子育ての御利益があるとされていますが、「枕」が睡眠を連想するということで、 最近は不眠で悩まれている方や健康に関してお参りされる方もいるそうです。
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第1回 ええやん!大阪  



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織田作之助
大正2年10月26日生まれ。太宰治や坂口安吾らと共に「無頼派」と呼ばれる作家のひとりです。 享年33歳という短い生涯の中で、多くの作品(主に短編小説)を執筆しました。
そんな彼の作品では、当時の大阪の活き活きとした姿や食べ物が魅力的に描かれています。 法善寺の夫婦善哉や自由軒のカレーなど、今でも名物として知られている物もあるため、 電車に揺られながら小説に耽り、作品に出てくるメニューで腹を満たす、なんて過ごし方はいかがですか?

作品に出てくる食べ物たち(一例)
夫婦善哉:法善寺の夫婦善哉、自由軒のカレー
アド・バルーン:出入り橋のきんつば

ちなみに、織田作之助のお墓は天王寺区の楞厳寺にあります。
美味しい物を食べた後に足を延ばすのも素敵ですね。
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谷崎潤一郎
明治19年7月24日生まれ。東京都出身ですが、関東大震災後に関西に移り住みました。 作品ごとに様々な作風や文体で彩り、国内外から高い評価を得ている作家です。
そんな谷崎の代表作の一つ「春琴抄」は大阪市の道修町が舞台となっており、神農さんの名で 親しまれている少彦名神社の入口には春琴抄の碑が設置されています。
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