泉佐野市立図書館
いずみさのなんでも百科
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しっぽうのたき

■ 七宝の滝

樫井川上流、犬鳴川の渓谷にかかる7つの滝(両界ノ滝・塔ノ滝・弁財天ノ滝・小槻(固津喜)ノ滝・奥ノ滝・千手(千丈)ノ滝・布曳ノ滝)の総称。平安時代に旱ばつが起こった時、ここで雨ごいをしたところ泉州一円に雨が降ったので、それを感謝して各滝に七宝の名前を付けたところから命名されたと伝えられています。七宝滝寺の寺名もこれによります。『政基公旅引付』には日照りが続いた時に、雨乞いの舞や踊りの奉納、鹿頭の滝への投げ込みを行い、この結果大木地域だけに雨が降ったと記されています。
(出典:『泉佐野何でも百科』  泉佐野市役所  1994年  111ページ)

参照→樫井川七宝滝寺政基公旅引付