泉佐野市立図書館
いずみさのなんでも百科
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きのつらゆき

■ 紀貫之

10世紀はじめの貴族で、歌人。905(延喜5)年に醍醐天皇の命を受け、『古今和歌集』の編纂にあたったほか、女性が使用していた仮名を男性として初めて使って『土佐日記』を書いています。 長滝にある蟻通神社は、紀貫之ゆかりの地。彼が神社の前を馬に乗ったまま通り過ぎようとして神の怒りにふれ、冠を打ち落とされたという伝説が残されています。蟻通神社は佐野飛行場建設の時に現在の場所へと移転しましたが、境内にはこの故事を歌った貫之の歌碑が建てられ、冠の渕が再現されています。
(出典:『泉佐野何でも百科』  泉佐野市役所  1994年  65ページ)

参照→蟻通神社佐野飛行場冠の渕